木質バイオマス発電事業の開始について
日本国内の主要なエネルギー源である石油・石炭などの化石燃料は限りがある資源です。これに対し、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間再生が可能であり、資源が枯渇しない「再生可能エネルギー」といわれ、石油等に代わるクリーンなエネルギーとして、政府はさらなる導入・普及を促進されています。
こうした中、滋賀県では、再生可能エネルギーの導入促進と関連産業の振興を戦略的に推進していくため、平成25年3月に「滋賀県再生可能エネルギー振興戦略プラン」を策定されました。このプランでは、基本理念に『地域主導による「地産地消型」「自立分散型」エネルギー社会の創造』と掲げ、地域における様々な主体が、地域の資源を最大限活用しながらエネルギーを生み出すことにより、環境に配慮した、産業振興につながる、災害に強い社会を築いていくこととされており、今後5年間で重点的に取り組む「戦略プロジェクト」の中では木質バイオマスの利用推進についても位置付けられています。
こうした背景の中、ヤマムログループでは、多年に亘り、木質廃棄物のリサイクル事業を進めてまいりました。その経験を活かし、エネルギー供給と木材のリサイクルを両立させ、二酸化炭素の排出削減、エネルギーの自給率アップに貢献し、再生可能エネルギーの普及の一翼を担いたいと考えます。その中、ヤマムログループで培った木材リサイクル技術を活かし、地球環境に対して負荷の少ない木質バイオマス資源を利用する木質バイオマス発電所として「いぶきグリーンエナジー株式会社」は生まれました。
弊社が考えております木質バイオマス発電所は、将来、地域の木質バイオマス資源を地域のエネルギーとして、転換する必要があると考え、その一つの木質バイオマス発電所として、貢献したいと思っております。
会社名 |
いぶきグリーンエナジー株式会社 |
設立 |
平成24年10月 |
住所 |
〒521-0244 滋賀県米原市大野木1751番地5 |
代表 |
代表取締役 山室 智司 |
資本金 |
5,000万円 |
従業員 |
11名 |
事業内容 |
バイオマス発電事業 |